技の広がり

今日の岩槻では、人形のあらゆるパーツや、附属ふぞく品を作る職人が活躍かつやくしています。様々なジャンルの技が集結し、一つの人形が出来上がります。

  • かしらの職人

    近年は桐塑とうそだけでなく、乾燥かんそうに強い石膏せっこう頭が主流になっています。素材は変わっても、面相描めんそうがきや髪付かみつけは全て手仕事です。

  • 胴体どうたいの職人【衣裳着いしょうぎ人形】

    人形業界では布の衣装を着た人形を「衣裳着人形」と呼んでいます。胴体のしん裂地きれじり重ね、うでを曲げてポーズを付けると、人形に動きが生まれます。

  • 胴体どうたいの職人【木目込きめこみ人形】

    胴体の生地にみぞり、裂をはさんで衣装を着せたものが木目込人形です。現在、たくさんの伝統工芸士が活躍かつやくしています。

  • 小道具の職人

    人形が持つ、あらゆる道具を作ります。ひな人形十五人ぞろいの場合、30種をえる小道具があります。

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