お知らせ
常設展「衣装人形 唐子遊」「からくり人形 品玉」が登場‼
公開日:2023年9月12日(火)
お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っています。
西澤笛畝コレクションをはじめとする約5,500点の中から、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少
品の数々を展示しています。
今回は、古典人形コーナーに「衣装人形 唐子遊(からこあそび)」と「からくり人形 品玉(しなだま)」を展示しました。
「衣装人形 唐子遊」は、旗、チャルメラ、振鼓、太鼓、軍配を携える唐子たちが、中国風のユニークな衣装を着け、動きのある姿が楽しそうです。楽器や旗も異国情緒を感じさせるもので、被り物のつば先が雪輪の形になっているのも洒落ています。チャルメラを持つ童子だけが、格狭間(こうざま)の装飾のある椅子に腰掛けており、このにぎやかな楽隊の主旋律を奏でたものでしょうか。
また、「からくり人形 品玉」は、台の中に仕掛けが仕込まれた 台付きからくり人形と呼ばれる座敷からくり人形の一つです。ゼンマイ仕掛けで、向かって右側にあるつまみを回すと、曲芸師が箱を上げ下げする仕組みになっており、中から鍵、扇、虎の玩具などの品が交互に現れます。
そのほか、子供の成長を祝う節句人形、見て遊んで楽しむ古典人形、個性あふれる魅力の創作人形など展示していますので、ぜひご覧ください!
衣装人形 唐子遊 からくり人形 品玉
学芸員による常設展展示解説
毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日! *岩槻人形博物館の通称
日時:2023年10月22日(日) 午後2時~(30分程度)
※ 申込不要、要観覧券。当日展示室前にお集まりください。