常設展 「神功皇后・武内宿禰」「御所人形 座姿」が登場! 
公開日:2023年8月17日(木)

お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っています。
西澤笛畝コレクションをはじめとする約5,500点の中から、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少
品の数々を展示しています。

今回は、節句人形コーナーに「神功皇后(じんぐうこうごう)・ 武内宿禰(たけのうちのすくね)」を展示しました。本作は、『日本書紀』に登場し、妊娠中ながらも海を渡り新羅に戦いを挑み、帰路に筑紫で応神天皇を出産したという武者姿の神功皇后と、幼い応神天皇を抱えた忠臣の武内宿禰の姿を組で表しています。母性と武勇を兼ね備えた女帝の姿は人々に親しまれ、五月人形として全国に普及しました。                              また、古典人形コーナーには、「御所人形 座姿(ざすがた)」を展示しました。本作は、手足を投げ出して座る御所人形で、一般的な御所人形よりは手足が長く、裸嵯峨を思わせるようなプロポーションで、愛くるしい丸いフォルムが定着する以前の古い御所人形とみられています。                                  そのほか、子供の成長を祝う節句人形、見て遊んで楽しむ古典人形、個性あふれる魅力の創作人形など展示していますので、ぜひご覧ください!

 

   三五雛
             神功皇后・武内宿禰                 御所人形 座姿 
  
          
学芸員による常設展展示解説
 毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日!     *岩槻人形博物館の通称
 日時:2023年9月22日(金) 午後2時~(30分程度)
 ※ 申込不要、要観覧券。当日展示室前にお集まりください。
 
 
 
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