常設展 「御所人形 鶏合」「五月人形 三五雛」展示中! 
公開日:2023年4月4日(火)

お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っています。
西澤笛畝コレクションをはじめとする約5,500点の中から、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少
品の数々を展示しています。

今回は、展示室2のウェルカムケースに「御所人形 鶏合(とりあわせ)」を展示しました。鶏合は闘鶏(とうけい)ともいい、雄の鶏同士を闘わせる遊戯。恵比寿(烏帽子(えぼし))と大黒(頭巾(ずきん))に見立てられた童子がそれぞれ鶏を抱えて対峙し、その間には両者の呼吸をうかがう行司役が配されています。鶏を放つ直前の緊張感と臨場感が表現されていますので、ぜひ実物を通してその世界観をお楽しみください。                     また、4月4日(火)から端午の節句に合わせた五月人形を展示しています。特に「三五雛」(さんごびな)と呼ばれる人形は、立雛と武者人形を一体化したようなユニークな造形が特徴。三・五の節句共用で飾ることができるもので、他に類例の無い遊び心あふれた珍品です。そのほか、新たに享保雛などの貴重な雛人形も展示していますので、ぜひお見逃しなく!

   三五雛
              御所人形 鶏合                   三五雛 
  享保雛
          享保雛
学芸員による常設展展示解説
 毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日!     *岩槻人形博物館の通称
 日時:2023年6月22日(木) 午後2時~(30分程度)
 ※ 申込不要、要観覧券。当日展示室前にお集まりください。
 
 
 
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