お知らせ
常設展 古典人形コーナー:御所人形「葵の御紋」「春駒」、毛植人形「虎」を展示しました!
公開日:2026年8月6日(木)
お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っており、西澤笛畝コレクションをはじめとする5,500件以上の所蔵品の
なかから、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少品の数々を展示しています。
古典人形コーナーでは、御所人形の「葵の御紋(あおいのごもん)」「春駒(はるこま)」、毛植人形の「虎」を展示しました。御所人形は、大きな頭に白い肌を持ち、三頭身のフォルムで表された童子の姿をした人形です。今ほど科学医療が発達していない時代、生命力にあふれた健康的な童子の姿には、日本人が持つ理想的な子供のイメージが重ねられていました。麗しく、めでたいもので、吉祥と子孫繁栄のシンボルとして、宮中や公家、大名や武家など、上層の人々の間で贈答品としても重用されたものです。
「葵の御紋」は、徳川家ゆかりの人形とみられ、三つ葉葵紋の金糸刺繍が施された五つ紋の大袖を着用し、裾と袖には雪中牡丹文様の刺繍が華やかに施され、格調高い雰囲気のある作品です。
「春駒」は、春駒を手に、千鳥文様の袖無し、大きな牡丹が刺繍された腹掛けを身に着け、華やかな衣装が見る目を楽しませてくれる作品です。
毛植人形は、糸細工とも呼ばれ、染めた絹糸を張子の胴体に貼り付け、動物のふさふさとした毛並みをリアルに表現した人形です。本作「虎」の肩の盛り上がりや前脚の表現は、江戸時代の虎の絵に見られる特徴と共通しており、絵画も人形製作の参考にしていたことがうかがえます。
この他にも、子供の成長を祝う節句人形、見て遊んで楽しむ古典人形、個性あふれる魅力的な創作人形などを展示していますので、ぜひご覧ください!
学芸員による常設展展示解説
毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日 *岩槻人形博物館の通称
日時:2026年8月22日(土) 午後2時~(30分程度)
ボランティアによる常設展展示解説
日時:2026年9月5日(土) 午後2時~(20分程度)
※ 上記2つの展示解説は、当日、展示室前にお集まりください。申込不要、要観覧券。

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