【11月22日:常設展展示解説の日】常設展 古典人形コーナー:芥子人形「鶏抱」「小鼓打」を展示しました!「小鼓打」は初登場‼
公開日:2025年11月18日(火)

お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っており、西澤笛畝コレクションをはじめとする5,500件以上の所蔵品の
なかから、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少品の数々を展示しています。

古典人形コーナーでは、芥子(けし)人形の「鶏抱(にわとりだき)」と「小鼓打(こつづみうち)」の2作品を展示しました。
世の中が安定した江戸時代には、子供の成長を願う三月・五月の節句人形を中心に、人々の美意識や遊び心が反映された様々な古典様式の人形が登場しました。芥子人形は、芥子粒のように小さい人形のことを指し、3センチメートルに満たないものもあります。幕府が質素倹約をうたい、8寸以上の大きさや贅沢な素材を厳しく制限する禁令が出されたなかでも、小さきものをこよなく愛する日本人の気質により、小さく繊細で優美な芥子人形が多く作られました。今回展示した鶏抱や小鼓打の繊細に描かれた表情を、ぜひご鑑賞ください。

この他にも、子供の成長を祝う節句人形、見て遊んで楽しむ古典人形、個性あふれる魅力的な創作人形などを展示していますので、ぜひご覧ください!

                    
           小鼓打(7.0cm)    鶏抱(4.2cm)               
   
学芸員による常設展展示解説
 毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日!   *岩槻人形博物館の通称
 日時:2025年11月22日(土) 午後2時~(30分程度)
ボランティアによる常設展展示解説
 日時:2025年12月13日(土) 午後2時~(20分程度)
※ 上記2つの展示解説は、当日、展示室前にお集まりください。申込不要、要観覧券。
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