お知らせ
【6月7日は常設展展示解説の日】 常設展 古典人形コーナー:加茂人形「五人囃子」「鯛乗恵比寿」「鼠乗大黒」が登場!
公開日:2025年5月22日(木)
お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っており、西澤笛畝コレクションをはじめとする5,500件以上の所蔵品か
ら、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少品の数々を展示しています。
古典人形コーナーでは、江戸時代に登場し、日本人の美意識が反映された様々な古典様式の作品を展示しています。 今回は、木地に彫られた溝に裂(きれ)を挟み込む「木目込(きめこみ)」の技法で製作された小振りな加茂人形「五人囃子」「鯛乗(たいのり)恵比寿」「鼠乗(ねずみのり)大黒」の3作品を展示しました。加茂人形は、江戸時代後期に京の賀茂神社で神事に用いられた木箱の余材と、神官の衣装の端裂で人形を作ったことが始まりと伝えられ、顔や手足などは素木(そぼく)のまま、胴は縮緬(ちりめん)や錦など様々な裂地が用いられています。 「五人囃子」は、裃を身に着けた五人囃子が楽しそうに演奏する姿で、丸い顔立ちがかわいらしく、「鯛乗恵比寿」「鼠乗大黒」は、少し微笑んだような表情で鯛と鼠に乗っている姿に、こちらも楽しくなります。
この他にも、見て遊んで楽しむその他の古典人形、子供の成長を祝う節句人形、個性あふれる魅力的な創作人形などを展示していますので、ぜひご覧ください!
五人囃子 鯛乗恵比寿・鼠乗大黒
学芸員による常設展展示解説
毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日 *岩槻人形博物館の通称
日時:2025年6月22日(日) 午後2時~(30分程度)
ボランティアによる常設展展示解説
日時:2025年6月7日(土) 午後2時~(20分程度)
※ 上記2つの展示解説は、当日、展示室前にお集まりください。申込不要、要観覧券。