2月22日は常設展展示解説の日                               常設展 節句人形コーナー:「三五雛」「貝合」を展示中‼ 
公開日:2025年1月24日(金)

お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っており、西澤笛畝コレクションをはじめとする5,500件以上の所蔵品から、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少品の数々を展示しています。
節句人形コーナーでは、三・五の節句共用で飾ることができる珍しい作品の「三五雛」と、雛道具の一つとして「貝合(かいあわせ)」を展示しました。                                                                             「三五雛」は、木彫りに置き上げ彩色が施された嵯峨人形風で、立雛と武者人形を一体化したようなユニークな造形です。優雅な次郎左衛門頭にもかかわらず、男雛は兜、女雛は陣笠を被っています。女雛の勇ましく振り上げた腕には、五月人形の旗持ちの如く旗指物が掲げられていたのでしょうか。                                                                           「貝合」は、物語や花鳥などを描いた貝を用いる遊びで、貝に入れる容器を貝桶と言います。二枚貝は他の貝と合わさることがないということから、貝桶は貞節の象徴として婚礼調度のなかでもっとも重要とされたそうです。当時の雅な遊びに想像が膨らんでいきます。
この他にも、その他の子供の成長を祝う節句人形、見て遊んで楽しむ古典人形、個性あふれる魅力の創作人形などを展示していますので、ぜひご覧ください!
 
                   
         三五雛                      貝合                                       
 
 
学芸員による常設展展示解説
 毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日    *岩槻人形博物館の通称
 日時:2025年2月22日(土) 午後2時~(30分程度)
ボランティアによる常設展展示解説
 日時:2025年2月23日(日・祝)、2月24日(月・休)、3月9日(日) 午前11時~・午後2時~(20分程度)                                                                
※ 上記2つの展示解説は、当日、展示室前にお集まりください。申込不要、要観覧券。
 
 
 
PAGE TOP
PAGE TOP