常設展 端午の節句を祝う「鎧飾」「鍾馗」が登場‼
公開日:2024年4月9日(火)

お知らせ
展示室2「コレクション展示 日本の人形」は定期的に展示替えを行っています。
西澤笛畝コレクションをはじめとする約5,600点の中から、季節や企画展・特別展などのテーマに合わせて、日本の人形を代表する名品や希少
品の数々を展示しています。

端午の節句には、鎧や兜、あるいは武者人形などを中心に、武具や諸道具を配して飾り付け、男子の健やかな成長を祈りました。今回は、江戸後期より日本橋で小間物商を営んでいた天野家の旧蔵品で、昭和14年(1939)に誕生した長男の初節句に日本橋の老舗人形店・永徳斎で誂えた2作品を展示しました。                                                           ウェルカムケースでは、大鎧を模した精巧な作りの「鎧飾」が登場し、勇壮な雰囲気を醸し出しています。その奥には、邪気や疫病を退ける神として信仰された中国伝来の「鍾馗」が展示され、黒々とした豊かな髭、額には血管が浮かび上がり、眼光鋭い勇猛な姿をしています。

この他にも、その他の節句人形、見て遊んで楽しむ古典人形、個性あふれる魅力の創作人形など展示していますので、ぜひご覧ください!

      からくり人形               
                    鎧飾                               鍾馗
  
学芸員による常設展展示解説
 毎月22日(休館日等の場合は次の開館日)は、にんぱく*の日!   *岩槻人形博物館の通称
 日時:2024年6月22日(土) 午後2時~(30分程度)
ボランティアによる常設展展示解説
 日時:2024年6月1日(土) 午後2時~(20分程度)
※ 上記2つの展示解説は、当日、展示室前にお集まりください。申込不要、要観覧券。
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