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特別公開「平田郷陽の人形」

 

会期 2025年12月12日(金)~2026年1月12日(月)
開催時間 午前9時~午後5時 ※ 入館は閉館時刻の30分前まで
休館日 12月15日(月)、16日(火)、22日(月)、
28日(日)~ 1月5日(月)
観覧料 一般 300円(200円)、高校生・大学生・65歳以上 150円(100円)、小学生・中学生 100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※ 障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額になります。
主催 さいたま市岩槻人形博物館

独楽(部分) 昭和時代初期 奥主泰司コレクション

内容

 平田郷陽(二代、1903~1981)は、生人形師である父・初代平田郷陽(1878~1924)に師事し、生人形の技術を活かした写実的な人形から、後年のデフォルメされた人形まで、多彩な人形を制作しました。

 郷陽は、人形の芸術的価値を高めることを目指した、昭和初期の人形芸術運動の嚆矢とされる人形研究団体・白澤会を御所人形作家・岡本玉水と共に創立したことにはじまり、昭和11年(1936)の官展(改組第1回帝国美術院展覧会、後の日展)への人形の初入選、そして同30年(1955)、人形の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)へ認定されるなど、日本の人形史を語るうえでは、欠くことのできない人物です。

 本展では、当館がコレクションする郷陽の多彩な人形のなかから、選りすぐりの珠玉の3点を展示します。多くの人々を魅了してやまない、品格ある平田郷陽の人形美を、どうぞごゆっくりとご堪能いただけましたら幸いです。

 

主な展示作品

独楽
昭和時代初期
奥主泰司コレクション
 

市松人形 女子
昭和時代初期

矢の根
昭和17年(1942)

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