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特別企画展「人形 未来へのまなざし―中村信喬作品展」

 

伝統と技術を継承しながら、常に“挑戦”を続ける、人形師・中村信喬。過去から現在に至る作品を紹介します。
会期 2023年7月29日(土)~2023年9月10日(日)
観覧料 一般/500円(350円)、高校生・大学生・65歳以上/250円(150円)、小学生・中学生/150円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金。
主催 さいたま市岩槻人形博物館

内容

 博多人形師を継ぐ家系の3代目に生まれ、「人」の祈りを「形」にすることを信条として、さまざまな人形を作り続けてきた中村信喬(1957~)。博多人形の伝統・技術を継承し、1996年から博多の夏の神事である「博多祇園山笠」の人形を作り続け、2022年には福岡県指定無形文化財工芸技術「人形制作」保持者に認定されました。

 一方で中村は、20代半ば頃から公益社団法人日本工芸会を中心に、公募展にも積極的に出品するなど、博多人形の型にとらわれず、ひろく「人形師」として創作性の高い作品を発表し続けてきました。

 本展では、野外モニュメントをはじめとして、あらゆる人形の可能性を追求し続けている中村の作品を一堂に紹介します。未来を見据えて、あくなき挑戦を続ける中村の人形には、作者の思いに通じた、未来へのまなざしが感じられます。本展が、見る人の心に届き、人形のあらたな魅力に気づく機会となれば幸いです。

展示風景

               

 

                                                                  

       

              

 

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