企画展
終了
人形作り いろはの“い”
~後世に伝えたい桐塑の技~
会期 | 2022年9月23日(金)~2022年12月4日(日) |
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開催時間 | 午前9時~午後5時 ※ 入館は閉館時刻の30分前まで |
観覧料 | 一般/400円(250円)、高校生・大学生・65歳以上/200円(150円)、小学生・中学生/150円(50円) ※ ( )内は20名以上の団体料金。 ※ 障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額になります。 ※ 特別展の観覧券で常設展示室もご覧いただけます。 |
会場 | さいたま市岩槻人形博物館 展示室3 |
休館日 | 月曜日 ※ 10月10日(月・祝)は開館 |
主催 | さいたま市岩槻人形博物館 |
特別展「人形作り いろはの“い” ~後世に伝えたい桐塑の技~」
人形製作風景(大塚人形) イラスト:菅澤真衣子
人形ってどうやって作るの?
私たちにとって身近な存在である人形。しかし、その作り方はあまり知られていないのではないでしょうか。人形の種類や時代によっても技法は素材あり、とても奥深いものです。
さいたま市岩槻区は日本有数の人形産地として知られ、伝統的な製作技法である桐塑の技が受け継がれてきました。本展では、人形作りをテーマとする展覧会の第一弾として桐塑頭を紹介し、人形に欠かせない材料に関するワークショップも開催します。見て知って触って!どうぞお楽しみください。
桐塑(とうそ)ってなに?
桐の粉と生麩糊(糊の一種)を粘土状に練って作った素材を桐塑といい、桐塑生地を型抜きして作られた人形の頭を桐塑頭と呼びます。ほとんどの工程を手作業で行う桐塑頭には、熟練した職人の技が光ります。
主な展示資料
「近世職人尽絵詞」中巻(部分) 鍬形蕙斎画
文化2年(1805)頃 東京国立博物館蔵
【展示期間:9月23日~11月6日、左記以降はパネル展示】
Image: TNM Image Archives
『今様職人尽歌合』上巻(部分) 鍬形蕙斎画
文政8年(1825) 埼玉県立歴史と民俗の博物館蔵
【展示期間:9月23日~10月23日】
刷毛 松口一栄・大塚正男使用 個人蔵
桐塑頭の工程品 大塚正男製作 当館蔵
桐塑頭の完成品 松口一栄製作 個人蔵
内裏雛 大塚正男製作 個人蔵
関連イベント
講演会①「桐塑を用いた人形作りの技 ― 職人技の在処(ありか)―」
講 師:内田幸彦 氏(埼玉民俗の会会員)
日 時:2022年10月23日(日) 午後2時~3時30分
会 場:当館会議室
参 加 費:無料
定 員:30名 ※ 応募者多数の場合は抽選
応募締切:2022年9月26日(月)※ 消印有効
講演会②「伝統的な日本の色材 ― 胡粉を中心に ―」
講 師:荒井 経 氏(東京藝術大学大学院美術研究科教授)
日 時:2022年11月5日(土) 午後2時~3時30分
会 場:当館会議室
参 加 費:無料
定 員:30名 ※ 応募者多数の場合は抽選
応募締切:2022年10月10日(月・祝)※ 消印有効
ワークショップ「にんラボ特別編」
見て、触って、聞いて・・・時にはニオイをかいでみたり?!
五感を使う実験・体験型ワークショップ、にんラボ。
今回は大人も参加OK。特別展スペシャルバージョンとして開催します。
内 容:①なかのヒミツ 桐塑編 / ②はだのヒミツ 胡粉編
日 時:①2022年10月15日(土)/②11月12日(土)
各回 午後1時30分~3時
ゲストティーチャー:①②松口一栄 氏(頭師)
会 場:当館会議室
参 加 費:200円
対 象:小学3年生以上
定 員:各回16名 ※ 応募者多数の場合は抽選
応募締切:①2022年9月12日(月)/ ②2022年10月10日(月・祝)※ 消印有効
【講演会・ワークショップの申込方法】
往復はがきに、①参加希望イベント名、②参加者氏名(ふりがな)、③郵便番号・住所、④電話番号を明記のうえ、当館までお送りください。
※ 往復はがき1枚につき、2名1イベントずつ応募可能。
※ 小・中学生の場合は、⑤学年、⑥保護者氏名(ふりがな)もご記入ください。
当館学芸員による展示解説
日 時:10月8日(土)、30日(日)、11月19日(土)
午後2時~(30分程度)
※ 申込不要、要観覧券。当日展示室前にお集まりください。
※ 参加人数を制限する場合があります。
※ 参加人数を制限する場合があります。
[着物で岩槻]本展会期中、着物で岩槻人形博物館に来館すると、観覧料が無料になります。
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予告なく中止・変更する場合があります。ご了承ください。