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開館記念名品展 雛人形と犬筥・天児・這子

健やかであれ。託された祈り。

【再びお目見えいたします!人形博物館の雛祭り】
さいたま市岩槻人形博物館は、2020年2月22日にオープンしました。企画展示室では、開館を祝う開館記念名品展を3期にわたって開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のための国の自粛要請と緊急事態宣言を受け、3月2日から臨時休館となりました。そのため、わずか9日間で閉幕した「開館記念名品展 雛人形と犬筥・天児・這子」を、再び公開することにいたしました。
会期 2020年7月11日(土)~2020年8月23日(日)
開館時間 午前9時~午後5時
※入館は閉館時刻の30分前まで
休館日 月曜日
※8月10日(月・祝)は開館
観覧料 一般 300円(200円)
高校生・大学生・65歳以上 150円(100円)
小学生・中学生 100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額になります。

巣ごもりの季節に春を待つこころ。

 真夏の雛祭りとは異例かもしれませんが、そもそも雛人形をはじめとした人形は、病などの災厄から人を守る役割が期待され、誕生したものです。犬筥や天児、這子はそういった人形の原始的な姿を直接的に伝える存在です。
 長い自粛期間を冬籠りに例えるなら、その終わりは明るい光が差し込む、春にも似ていることでしょう。じっと耐え、春を待ちわびた心を癒す、雛人形の名品をご鑑賞ください。
 

八人雅楽 江戸時代

 本展では、当館が所蔵する雛人形の名品を一堂に展示します。寛永雛、次郎左衛門雛など、雛人形の名品をお披露目するほか、人形のルーツとされる希少な犬筥、天児、這子を展示します。なかでも、西澤笛畝コレクションの犬筥は、その迫力と造形的な美しさで当館を代表する名品です。

 雛祭りは信仰的な行事が次第に華やかに発展し、江戸時代に女児の健やかな成長を祈る、祝いの行事として定着したものです。雛人形を中心に様々な人形をにぎやかに飾り付け、飲食を楽しむ祝宴として愛されてきた雛祭り。開館を祝し、今、再び人形たちの宴が始まります。

古今雛 江戸時代

関連イベント

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関連講座など催しの開催はございません。

新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み

当館は新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組んでおり、入館を制限する場合がございます。

詳しくはこちらをご覧ください。 →【重要】岩槻人形博物館の再開について ※新型コロナウイルス感染拡大防止対策

展覧会の予告動画

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