神功皇后・武内宿禰・従者

神功皇后・武内宿禰・従者からなる三人立。神功皇后は『日本書紀』に登場し、妊娠していながらも海を渡って新羅に戦いを挑み、帰路に筑紫で応神天皇を出産したという。勇敢な武者姿の神功皇后と、幼い応神天皇を抱えた武内宿禰の姿は組で表され、端午の節句に五月人形として飾られた。3体がともに収められた箱の蓋裏に文化3年(1806)の墨書があり、年代の特定できる武者人形としても大変貴重である。
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