加茂人形 七福神

柳や黄楊などの木を彫り、溝に様々な裂を木目込む技法で作られた人形を加茂人形という。江戸時代に京の賀茂神社の神官が神具の余材で人形を作ったことが始まりとされている。能狂言をはじめ、公家の風俗、子供の遊びなど多様な主題がみられ、本作は七福神をモチーフとしたもの。左から布袋、寿老人、毘沙門天、大黒天、弁財天、恵比寿、福禄寿。にこやかな表情と、金襴の華やかな裂が、おめでたい雰囲気を醸し出している。
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